2016/04/04

【再開発】特定業務代行者を公募 4月11日まで要項 虎ノ門駅前再開発準備組合

虎ノ門駅前地区市街地再開発準備組合(理事長・森村裕介森村不動産代表)は、東京都港区に計画している同地区第一種市街地再開発事業の特定業務代行者を公募する。募集要項は選定事務局を務める都市みらい推進機構で4日から11日まで配布する。希望者は8日までに、同事務局まで電子メールを送り、募集要項受領日時の指示を受ける必要がある。早ければ7月にも選定する。



 応募資格は、国土交通省経営事項審査の総合評点が建築一式1700点以上、土木一式が1600点以上であること。過去10年間に、▽東京都内で延べ5万㎡以上かつ建物高さ120m以上の建築物の施工実績▽組合施行の市街地再開発事業で組合設立から施設建築物の建築工事の完了公告までの間に事業推進に参画した実績(竣工引渡済)--なども求める。
 主な業務範囲は、施設建築物等の工事、保留床の処分、事業推進支援など。
 再開発施設の規模は地下3階地上23階建て延べ約4万5800㎡で、高さは約120m。国際的なビジネス交流拠点の形成に向け、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の地上・地下の駅前広場を整備するとともに、周辺環境などの都市基盤の拡充を図る。東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物等整備事業として、内閣総理大臣の認定を受けている。
 今後は4月中旬の本組合設立を目指す。2017年3月の再開発施設着工、20年3月の完成を予定していたが、3、4カ月程度遅れる見込みだ。20年の東京五輪開催までの完成を目指す。
 地権者に森村不動産、日本土地建物、住友不動産など、事業協力者として野村不動産、コンサルタントとして日本設計が参画している。計画地は虎ノ門1-3、6の敷地約2800㎡。

建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

0 コメント :

コメントを投稿